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シュローダーBRICs株式ファンド 代わり読み!

こんにちは、ハックです。


目論見書を読むのってめんどくさい!

そんなあなたの代わりにわたしが読みましょう。

そして内容をまとめてお伝えする

目論見書代わり読みのコーナーです!

今回はシュローダーBRICs株式ファンド です。


とても人気の高いこの投資信託ですので、

どういった方針や運用をしているのか

調べていきましょう!

それではさっそく目論見書を読み解いていきましょう。


基本事項


委託会社:シュローダー・インベストメント・マネジメント

受託会社:三菱UFJ信託銀行

委託会社・受託会社ってなに?

このシュローダーというのがすごいらしい!

どうやら設立が1804年で、現在は世界27カ国に41拠点を持ち、

その運用総額は約59兆円(2017年6月末時点)に上るとのこと。

シュローダー・インベストメント・マネジメントはその日本法人。


投資対象:エマージング(新興国)の株式

エマージングでも、名前の通り、BRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)の株式です。


マザーファンド純資産額:142億円(2017年7月末時点)

※シュローダーBRICs株式マザーファンド

マザーファンドって何?

思ったより規模小さいですね。

※規模の大きさは充分な資産配分ができるかどうかという意味を持ちます。

5000億円以上のマザーファンドもありますし、

小さいもので100億円以下という感じですね。


ファンドの目的


主としてBRICs(ブラジル、ロシア、インドおよび中国)の株式に投資し、長期的な信託財産の成長を目的に積極的な運用を行います。

おー、アクティブですね~。ということは銘柄選択に力がないとですね。


ファンドの特色


①BRICs*(ブラジル、ロシア、インドおよび中国)の株式を実質的な主要投資対象とします。

もうBRICsについてはそろそろわかりました。


②実質外貨建資産については、為替ヘッジを行いません。

為替ヘッジなしは、BRICsに関しては少々恐い気もしますね。順当に考えれば、各国成長と共に通貨の価値は高まり、円も円安を目指してますので、良い方向に向かうはずですが、、。BRICsに関してはしゃれにならない暴落の可能性とかありそうな気がしますからね。


③運用はファミリーファンド方式で行います。マザーファンドの運用にあたっては、シュローダー・インベストメント・マネージメント・リミテッドに外貨建資産の運用の指図に関する権限を委託します。

マザーファンドって何?にてファミリーファンドについて書いています。

シュローダー・インベストメント・マネジメント・リミテッドはロンドンに所在地を置く会社。委託会社と一緒じゃんと思ったら実は違うんですね。

でもいろいろ探したんですが、どんな会社かわからなかったので、シュローダーさんの日本法人に電話してみました。

iDeCo_TEL

でわかったこと

シュローダー・インベストメント・マネジメント・リミテッドはシュローダーグループの中核

・トップダウン(国別割合と業種割合を決め)とボトムアップ(銘柄をリサーチして決めていく)という両輪で運用しており、トップダウンの部分をシュローダー・インベストメント・マネジメント・リミテッドが担っている

トップダウンで国別割合を市場規模に基づいて決定しているが、将来予測を加味して配分しており、その配分割合がシュローダーの強みの一つである。

シュローダーは色々な商品を扱っているが、特にエマージングに昔から注力している。エマージング系の資産は3兆円にも上り、この数字は世界的にみてそうあるものじゃない。そして、エマージングにかけている人もお金も相当である。

ボトムアップの部分は、ブラジル・ロシア・インド・中国、現地のシュローダーグループスタッフが独自に銘柄分析をしている


シュローダーはその企業規模でBRICsの一つ一つのエリアをしっかり現地で調べ上げ、ロンドンの頭脳部分でまとめあげる、ということができる最強の布陣ということがわかりました。

まぁこの投資信託の話以外になりますが、エマージング系に重きを置いているので中東とかエマージングエリアにはそれぞれかなり人とお金をかけているとのこと。


いやー、とってもわかりやすかったですね。

あの人はイケメンですわ、絶対。



組み入れ銘柄


シュローダーBRICs株式ファンド が組み入れている銘柄は下記の通り。


【組入上位10銘柄】  2017年7月31日現在

1 ALIBABA GROUP HOLDING 中国 ソフトウェア・サービス 14.14億円(9.93%)

2 TENCENT HOLDINGS LTD 中国 ソフトウェア・サービス 13.93億円 (9.78%)

3 CHINA CONSTRUCTION BANK 中国 銀行 10.85億円(7.62%)

4 CHAINA PACIFIC INSURANCE GR-H 中国 保険 7.21億円(5.06%)

5 CHINA PETROLEUNM & CHEMICAL-H 中国 エネルギー 6.34億円(4.45%)

6 HDFC BANK LTD インド 銀行 5.60億円(3.93%)

7 CHINA MOBILE LTD 中国 電気通信サービス 5.54億円(3.89%)

8 SBERBANK PAO-SPONSORED ロシア 銀行 4.86億円(3.42%)

9 NEW ORIENTAL EDUCATIO-SP 中国 消費者サービス 4.41億円(3.10%)

10 HINDUSTAN UNILEVER LTD インド 家庭用品・パーソナル用品 4.03億円(2.83%)


いやーやっぱ中国が多いですね。

投資先国別割合はおよそ次の通りです。

1位 中国 55.71%

2位 ブラジル 15.61%

3位 インド 15.18%

4位 ロシア 10.18%

キャッシュ等 3.32%

国別割合はやはり市場規模によるところが大きいそうですが、できるだけリスクを抑え、その中でより大きなリターンを得ようとしたらこういうポートフォリオになるんでしょうね。

新興国株式ファンドの目論見書代わり読みの時にも中国が投資先1位ってどうなん?って言ってましたが、ちょっと考え方間違ってたかもしれません。特にiDeCoに取り入れられられているような商品で投資先の1位がブラジルです、みたいなのは国が勧めるのはちょっとリスクが高すぎるということなんでしょうね。

少し考えが大人になりました。


コスト


信託報酬率:2.0304%

信託財産留保額:0.30%

高いですね、最高ランクです

ただ、アクティブファンドの何が高いかというと

その銘柄選択のためにかかる人件費ということが言われますので

この信託報酬というのはBRICsをカバーする人件費とかを考えると致し方ないのかな、、、というきがします。


まとめ

シュローダー BRICs株式ファンドを調べていると、やはり今まで何も知らずに見ていた時とは違う姿が見えてきました。

まぁBRICsという名前と手数料くらいしかあまり見ていなかったというのが本音ですよね。

高いしリスク高いしどうなん?みたいな。

でも今回調べてみて、シュローダーという会社がどういう会社かわかってくると、このエマージング系という一番リスクの高い分野の最前線の現場で一つ一つちゃんと会社を見て、規律をもってリスク管理をし、長期的な大きな資産の成長を試みているのだなぁということがわかりました。

私のようにすぐに夢のような賭けをしたがる人間は、このトップダウンとボトムアップという考え方をよく勉強した方がよいですね。


まぁとにかくこのシュローダーBRICs株式ファンド には、きっとあなたが考えるよりももっともっと多くの人たちがかかわり、運用されているんじゃないでしょうか。

BRICsというエリアは確かにリスクが高いけども、それでも賭ける価値のあるエリアだと思います。そんなエリアを投資対象としたいのであれば、現地で銘柄を一つ一つ調べ銘柄選定し、規律を持ち投資してくれる、そんな信用できるよい投資信託だと思いました。


以上ですがいかがでしたでしょうか。

参考になれば幸いですが、投資のご判断はご自身でお願いします。


ハック

参考:【iDeCoの評価・格付け】シュローダー・BRICs株式ファンド


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